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「クッ、、遠いな。今まで狙った事ない距離だ......。だがな。漢は自分の殻を破らねばならない時があるんだッ。」
「カッ、カッコイイよアニキ!!殻を破るなんて凄すぎる。俺には絶対怖くて無理だ!」
ウズラらんのキラキラした眼差しを浴びた卵。だが卵は色白な顔色を変える事無くライフル銃を構えた。
「仕方がない。俺がやらねば誰がやる。」
ズガーンッ
銃口の先から煙が立ちのぼり、『ピリッ』と嫌な音が卵の身体から響いた。
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