ハードボイルド卵 zero

3/6
前へ
/6ページ
次へ
「クッ、、遠いな。今まで狙った事ない距離だ......。だがな。漢は自分の殻を破らねばならない時があるんだッ。」 「カッ、カッコイイよアニキ!!殻を破るなんて凄すぎる。俺には絶対怖くて無理だ!」 ウズラらんのキラキラした眼差しを浴びた(ラン)。だが(ラン)は色白な顔色を変える事無くライフル銃を構えた。 「仕方がない。俺がやらねば誰がやる。」 ズガーンッ 銃口の先から煙が立ちのぼり、『ピリッ』と嫌な音が(ラン)の身体から響いた。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加