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SMを一回しただけで、SMに苦手意識を持たれても困ると思ったのだ。
なので優羽奈には理由は言わずに今日はやめておこうと言った。
優羽奈が付けているのはオモチャの手錠の周りに多少暴れても痛くないように、肌が触れる部分にはファーが付いている。
また鍵が無くても開けられるように、手錠の側面にサイドバーが付いていて、それを下げる事でも開けられる。
まあ言うなれば本当のオモチャだ。
僕はドサッと自分だけ柔らかいベッドに座る。
「どんな感じ?」
「う~恥ずかしい・・・」
優羽奈は足を揃えて座り、もじもじと足を擦り合わせ、言った。
「恥ずかしくて死にそう・・・」
「じゃあやめる?」
今度は体育座りして膝に頭を付けてふるふると首を横に振る。
「というかその体勢だと大事なところが丸見えなんだけど、いいの?」
「あっ・・・これはその・・・縛られてるから・・・てっ、手で隠せないから!」
「ふーん、まあいいや」
僕はあえて優羽奈を手招いて、
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