優羽奈と僕

次の日

「調教しても良い？」
二人で朝ご飯を食べながら無言になった時にゆーくんから唐突に言われた。

「ちょ、調教？」
いきなり言われて戸惑う私。

昨日は私がイッた後、ぐったりしているところをゆーくんが拘束を解いてくれて私が、お風呂に入るのが辛い、と言うとそのままベッドの上で体をタオルで拭いてくれた。

ゆーくんは続ける。
「そう、調教。優羽奈を見てて思ったんだよね。もっと優羽奈のこといじめたい」
ゆーくんは昨日のことを思いだしながら言った。

「いじめたい、って、昨日たっぷり私虐められたと思うんだけど、昨日のは、調教って言わないの？」

私は昨日のことをちょっとだけ根に持っていると思う。
昨日は散々イクのを寸止めされたのだ。

おまけに朝から動く度に腰に激痛が走るのだ。多分、ずっと無理な体勢で腰を曲げていたからだ。

でも元はと言えば、私から拘束されてＨなことされたいって言ったのだ。
だからちょっとだけ、ちょっとだけ根に持っている。