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「うん、良い子だね」
一瞬嫌そうな顔をしたけど、まあ良いか、という顔になったのを、僕は見逃さなかった。項垂れる優羽奈の頭を優しく撫でてやる。
「ここまで色々言ったけど嫌だった?」
少し不安な気持ちを押し込め聞く僕の目をしっかりと見ながら、
「ううん、嫌じゃない。」
そう答えた。
「良かった。僕には返事以外にも敬語使ってね」
「はい」
今度は嫌な顔せずに返事した。僕はにこにこしながら、言う。機嫌が良い。
「うん、じゃあ、舐めて」
「へ?」
本当に何の事か分からない、というきょとんとした顔をして聞くので僕は心を鬼にして言う。
「へじゃない、舐めて」
僕は、今度は分かりやすいように自分の足の間を指差して言った。
「で、でも・・・どうやって・・・?」
「教えるから」
「う・・・は、はい」
戸惑っている優羽奈の様子を見て、誰かのものを舐めるのはなかなか勇気が要るのかな、と思った。
「まず、お口でチャック開けて」
「ふぉう?」
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