メカニック編

6/10
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/41ページ
死神は無限を撃破し、パッチン等の元へ向かっていった。 「おかしいと思わないか?」 バッテンが言う。 「何処が?」 「この数の罠をどうやって設置したかだ」 「確かに、、、基地が造られたのは計算によれば二日前」 「魔法じゃね?」 「いや、魔力を感じない」 「この世の技術では無理だ、この森全体に罠を置くのは、異世界か?」 「確かにそうかも」 「馬鹿か?異世界なんて存在しないだろw」 パッチンがバッテン、ウィザードを笑い者にする。バッテン、ウィザードは反論が出来ない。 「パッチン、やあ」 木の奥からバッコンがやって来た。 「バッコンか、一人か」 バッテンが警戒し剣を構える。 「部下は全滅だ、残るは僕とメカニック様のみ」 「何故部下はいない?」 ウィザードが問いかける。 「皆、罠でオサラバだ!」 「えっ、自分達で仕掛けた罠でぇぇぇ! アッーーーヒャヒャヒャウーホホホホホイイイヒッヒッフーヒッヒッフーヒッヒッフーウソダロォマジカロォwwwwwwwww」 パッチンが腹を押さえて笑い出す。 (キモっ!)ウィザード (どした????)バッテン (笑う門には福来たる、良い笑いだ)バッコン 「僕達は罠を仕掛けてない、メカニック様一人で仕掛けた」 「それはドンマイだ、」 パッチンの笑いはすぐ収まり、バッコンにカードを手渡した。 「これで元気出せよ、食券だ」 パッチンは期限の切れた食券を渡した。 「失礼だからやめろぉぉ!」 バッテンがげんこつをくらわした。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!