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「いいか、パッチン僕は君を倒す、OK?」
バッコンが言う。
「答えはNOだ!俺が貴様を倒す!」
パッチンが言う。
「やれるものならやってみな!」
「父の仇!」
パッチンとバッコンはこのような事をもう二時間もやっている。
(父など居ないが言ってみたかった、、)
(なんかライバル感あって良いな)
茶番に我慢できなくなったウィザードが杖を構える。
「いつまでやる気だ、ファイア!」
ウィザードが我慢しきれず、バッコンに向けて火の玉を放つ。
今だ!と察したようにバッコンが火の玉を避け、ウィザードの懐に入り込む。
バッコンはウィザードに蹴りを浴びせる。
「我慢出来なかった様だな、馬鹿め!パッチンは分かっていたそうだぞ、、」
「何!?」
(いや、んなの考えてないよ)
「流石、格闘家(仮)センスが有るな」
(それほどでも、、、仮って何?)
「ア、アアワカッテイタヨ、ショセンバッコンハザコ、ハハハ!」
バッテンが剣でバッコンを斬ろうとするが、空を斬り殴られる。
「甘い!」
バッコンは忍の刀でバッテンを斬る。
バッテンはたちまち出血し倒れる。
まずいぞ!と駆けつけた死神が木に隠れながら思う。
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