メカニック編

7/10
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/41ページ
「いいか、パッチン僕は君を倒す、OK?」 バッコンが言う。 「答えはNOだ!俺が貴様を倒す!」 パッチンが言う。 「やれるものならやってみな!」 「父の仇!」 パッチンとバッコンはこのような事をもう二時間もやっている。 (父など居ないが言ってみたかった、、) (なんかライバル感あって良いな) 茶番に我慢できなくなったウィザードが杖を構える。 「いつまでやる気だ、ファイア!」 ウィザードが我慢しきれず、バッコンに向けて火の玉を放つ。 今だ!と察したようにバッコンが火の玉を避け、ウィザードの懐に入り込む。 バッコンはウィザードに蹴りを浴びせる。 「我慢出来なかった様だな、馬鹿め!パッチンは分かっていたそうだぞ、、」 「何!?」 (いや、んなの考えてないよ) 「流石、格闘家(仮)センスが有るな」 (それほどでも、、、仮って何?) 「ア、アアワカッテイタヨ、ショセンバッコンハザコ、ハハハ!」 バッテンが剣でバッコンを斬ろうとするが、空を斬り殴られる。 「甘い!」 バッコンは忍の刀でバッテンを斬る。 バッテンはたちまち出血し倒れる。 まずいぞ!と駆けつけた死神が木に隠れながら思う。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!