メカニック編

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「パッチンよ、貴様には大技を食らわしてくれるわ!」 いくぞ!スパーキングバッコ、、、 大地が揺れ動き、空から岩が降ってくる。 「こ、これが大技か!」 パッチンが呆気にとられている。 「アホー!噴火したんだ!」 バッテンが起き上がり、左手でダウンしたウィザードを運ぶ。 死神もやって来てパッチンに手を伸ばすが、流れてくる溶岩をみてパッチンには疑問があった。 溶岩って熱いの? パッチンは溶岩を触りかけたときに死神によって運ばれた。 バッコンはパッチンと同じで短足のため直ぐに溶岩に飲み込まれた。 溶岩から離れた辺りで死神は説教をした。 「パッチンなんで動かなかったのだ?」 「溶岩に触りたかった」 「馬鹿か!手溶けるぞ!」 「でも実験するのは良いことだ!」 「自殺は実験ではないぞ!!」 「自殺じゃないよばーか!!」 「じゃあ何なんだ?」 「自殺未遂」 「どっちも同じだ!」 「死ぬのと死にかけは違うよ?」 「、、、」 「死神の癖にわからないのー?」 「、、、」 「可哀想に脳が弱いのか、、」 「、、、」 「いい?キミ、死神、社長、OK?」 「、、、」 「OK?分からないからキミ、カス、OK?」 「うっぜぇーな!!そんなのはどうでもいいんだよ、大体こんな状況でそんな自殺か自殺未遂かなんかはどうでもいいんだよ!どうでもいい!頭が弱いのはお前だろ!馬鹿パチ !知能ないのか?今ヤバイんだよ!確かに、私はお人好しで、カスかも知れないけどお前よりはマシだ!ギャンブラー!パチカス!馬太郎!」 死神が久し振りに罵声を浴びせた。 バッテン、ウィザードは喋れず。 パッチンはちょっとビビっていた。 突如声が聞こえた。 「確か、この辺りから声が聞こえたのだが、、、」 あいつは、 メカニック!
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