キスマークつけさせて!

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「孝太郎、怒っ、 うわっ、」 あたしが全てを言い切る 前にいきなりあたしを 力任せに抱き締めてきた 孝太郎。 ちょっ、 「何、!?」 その瞬間、ぶわっと 風が吹き荒れて、 え、何覚醒する気!!? 「ちょっと孝太郎! 何考えてんのっ、」 覚醒して犬耳の生えた 孝太郎は、 それでもなお、 あたしを抱き締め続けて その力は強くなるばかり。 何がしたいのコイツ! 「孝太郎、痛いっ、 ちょ、離して、」 「よくも好き放題 やりやがったな?」 え゛。 嫌な、予感。 まずい、と思った時には バフッ!!とあたしが 押し倒されていて。 その上に覆い被さるのは 黄金の瞳の孝太郎。 ・・・・発情期!!!!! やばっ、 「ちょ、ごめんってば 孝太郎離してっ、」 「誰が離すか変態女。 ・・・今から、 ひよが俺のカラダに 付けたトコとおんなじ ところに、 キスマ、つけてやるよ。」 !! こう言って孝太郎は 自分のカラダに点々と 残るキスマに、 ゆっくりと、 順に手を這わす。 そして、妖艶に一笑。 お、おんなじとこって、 あたし胸板とか際どい ところに付けまくって、 「ちょ、待とう、 瀧本くん待とう、 待って、ずるい、 自分から発情期に なるとか聞いてない、」 あたしが逃げ出そうと すると、 孝太郎はハムッと あたしの耳たぶを甘噛み。 「ひっ!?ちょっと!!」 「たまにはちゃんと やり返さないとな? 泣いても、 止めてやらねぇから。」 ・・・・・・・・!!!! てことで、 思いっっつきり 返り討ちに合いマシタ。 ・・・・屈辱!!!! (Fin.)
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