新年ごあいさつ

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「なにすんねんっ、 この馬鹿犬っ、 正月早々人殺す気か!!」 大津くんが喉を 擦りながら孝太郎を 睨みつけると、 孝太郎は大津くんを ポイッと力任せに 吹っ飛ばした。 あっ、と思った時には 孝太郎があたしをぎゅっと 抱きしめてきていて。 「人の彼女に手ぇ 出すな、このひよっこ!! 羨ましいかバーーーカ!!」 なんと、ヘロンヘロンな 状態で大津くんに悪態 つきました。まじか(笑) フフフフフフフフって なんか変な笑い方 してんだけど本気で 大丈夫なの孝太郎!!? 「ちょ、孝太ろ、」 「はぁああ!!?? 羨ましゅうないわっ、 誰が羨ましいかドアホっ!! 俺はもっと巨乳な ねーちゃんがええねん!!」 はぁ!? 大津くん、売り言葉に 買い言葉な状態で、 孝太郎の喧嘩を買いました、 ちょっとまて、お前 あたしの胸のサイズに ご不満があるようだな、あ? すると孝太郎も負けてない。 「胸はいいんだよっ、 俺が大きくする!!!!」 はぁああああっ!!? なっ、 なっ、ちょっとぉ!!?? 今こいつ、何言った!!? 「瀧本!!!!!!」 「よっしゃ、 ならええわ!!!! そこまでいうなら 俺が見届けたる!!! ひよちゃんの胸!!!!」 大津うううううう!!?怒 なに、どんなポジション、 胸を見届けるって!!!!! こいつら、調子乗って!!! 「あんたたち いい加減にっ、」 「ひよ、キスしたい、」 あ゛!?ここで!!? 「ちょっ、孝太郎っ、」 「やれやれ~~~~~!!! キスせいっ、男見せたれ、 今年の干支男~~~!!!」 「煽るな大津!!!! ちょっ、瀧本っ、 やっ、近い近い近い!!! 尻尾振ってもダメ!!! 大津くんいるでしょ!!?」 「大津に見せつけるっ、」 「見せつける!!? ちょ、 離しなさいよっ、 この酔っ払いーーーーっ!!!」 A HAPPY NEW YEAR! (fin.)
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