ゴン太と私

【突然の別れ第１話】

2011年12月の始めゴン太が
言いづらそうな顔で私に言った。

【好きだけど愛して無い事に気がついた】
【このまま一緒に居てもお前が辛くなる】
【だからお互いのために別れよう】

いきなり別れを告げられた私は
それはそれは動揺してパニック。

昨日まであんなに仲良しだったのに？
昨日まであんなにくっついていたのに？

何でこんな事になった？
何で別れようって言われた？

好きな女でもできたのか聞いたけど
それは絶対ないってゴン太は言った。

別れたくないと泣く私に

お前の事嫌いになったわけじゃない。
でも愛して無い事に気がついた。

ずっと一緒にいるって
約束したのにごめんな。
このまま一緒にいたら
お前が傷つくだけだから

ごめんなって言葉を繰り返し
ゴン太は泣きながら
私を抱きしめた…。

こうして私は
8年(同棲中)付き合ったゴン太に
別れを告げられた。

きっと、ゴン太の中では
頭の中で描いていたシナリオ通り私を
言いくるめられると思っていたんだろう。

これから自分の思い通りに
進むと思ったに違いない。

だけど そんなに簡単には
納得できないんだよ。