3人が本棚に入れています
本棚に追加
それからは高校時代の話、今の生活の話、など酒を飲みながら、トモルと談笑していた。しばらくするとトモルが、
「ちょっとトイレ。」
と言って、廊下へ出て行った。それから俺は、彼女の所へ行き、となりの普通の大きさのソファーに座って会話をした。
「お前のことほかっててごめんな。」
「良いのよ。」
「本当にお前は優しいなぁ。」
「当たり前でしょ。自分の彼氏さんが楽しそうだったもの。それ見てるだけで私も楽しくなるわ。」
ああ、何といい彼女を持ったのだろう俺は。そう、改めて実感していると、リビングの入り口にトモルが立っているのに気がついた。
最初のコメントを投稿しよう!