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「くっ…はは、ジュリアの中、きゅうきゅうしてる…可愛いね?」
「んん…っ、や、動かしちゃだめ…っ」
「僕は動いてないよ?ジュリアの中が動いているんだ」
「そんなっ…違うぅ……っ!」
初めて感じた痛みはじわりと、甘いものに変わって広がっていく。
埋め込まれた熱が脈打つのがわかる感覚に戸惑い、どうしたらいいかわからずルーカスを見上げる。
ルーカスは眉間に皺を寄せて、しかしジュリアと目が合うとふっとその皺を緩める。
その表情にジュリアの胸がキュッと締め付けられた。
(ううう、やっぱり格好いい…!乙女ゲームキャラクタースペックが高すぎる…!!)
「っ…ジュリア」
「ルーカス様ぁ…」
「可愛いジュリア。そろそろ馴染んだかな…?」
「ん…ぁ、う」
そっと、ゆっくり。ジュリアの中を動くルーカスの熱。
溢れた愛液でその動きは滑らかに伝わってくる。
「ぁ、あ…っ」
「ん…ジュリア、浅い所が良いの?」
「わかんな…ぃ」
「じゃあ交互に試そうね」
ーーその後どれだけの時間が経ったか。
「ほらっ、どっちが良い?浅いの?深いの?おねだりして、ジュリア」
「あ、やっ、だめ、だめっ、深いのダメぇ…っ!!」
「ふふ。深い方が好きなんだね?」
「あうっ…!す、き、好きっ、好きですっ」
「うんうん。深い所の方がイクの早かったもんね?じゃあ浅い所はまた今度、開発してあげる」
「や、だめ、んぁあっ!!!」
じっくりたっぷり時間を掛けて突き上げられ、何度達しても話してくれないルーカスの腕の中でジュリアはただ彼の愛を受け続けることしかできなかった。
「っ、はぁ、愛してるよジュリア」
「はい…ルーカス様…っ!あい、愛しています…!!」
「ジュリア、僕のお嫁さん…っ、ふ、逃げられると思わないでね…?」
おしまい
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