「うさぎサンタの等価交換」

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「何かの間違いなんじゃないの?」 愛想笑いでそう言うが、ふたりは表情を一切変えない。しかも、 「.......やっぱり、.......を引き換えに記憶を消しちまってるから、憶えているわけがねーうさね」とぼやいていた。 記憶の?何の.......。 と問うが前に先がうさぎの形をしたステッキをどっからか取り出すと、「これでも見てくれうさ」と先端が輝き出し、眩い光に包まれ、思わず目を瞑った。
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