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「こんにちは~」
「あっ!哲っちゃんいらっしゃい♪」
『あら?哲雄くんが此処に来るなんて珍しいわね』
「いや~最初家の方に行ったんですけど、誰も出てこなかったんで、もしかしたらココに居るんじゃないかなぁって思って」
(えっ?今日家には非番の千樹先生と二三が居るはずなのに・・・)
「ところで哲っちゃん?今日はどぉしたの?」
「おいおい💦夏休み前に提出するレポートを一緒にやるって約束してただろーが💦」
「げっ!忘れてた………💦」
哲雄くんは私が思う以上にかなりの好青年で、文武両道、容姿端麗、そして人当たりの良さ、何一つとして隙が見当たらない。そんな彼のことをいつかが好きになるのは仕方のないことなのだろう。
昔はまあまあ悪ガキだったのに、好きな娘ができると人ってこんなにも変わるものなのね。
『はいはい!じゃあ二人とも家に戻って勉強してらっしゃい!』
「えぇ~💦」
「あっそういえば先、二三ちゃんに会ったんだけど」
『二三と?』
「はい。なんか物凄く慌てた感じで走り去ってっちゃいましたけど?」
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