始まりはとある高い場所で

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「まあ、そうだよな。出来たらこんな所に来ないよな。」 「そ…そうだよ、わざわざこんな…遠い場所に来ないよ。」 「でも、わざわざこんな所にしてしまった…理由は大したことはない問題で。」 「あんたに何がわかる!?」 だとすればどうすれば良いか? 小~中学生は教室という籠の歯車のパーツに過ぎないので、不具合があったら修正されますよね? 歯車は人でないので、修正は可能です。 人はそう簡単には修正出来ないので、修正はほぼ不可能です。 なんか嫌だな、かみ合わないなと思ったら不登校で良し。 親もあらゆる事を調べ尽くして説得して、それでも理解してくれないのならば、早急に警察に逃げこみましょう。 いじめ行為は立派な犯罪です。 「だから何も分からないって、この手のことは専門外だよ。」 「だったら、死なせてくれ!!」 「自殺で死んだら、無限ループ入るけども…それでも良いか?」 「無限ループ?」 「つまりだな…落ちる→体が死ぬ→心は死んでないので、もう一回登って落ちるの繰返しだな。」 「心は死なないのか…じゃあ、どうすれば良いんだ!?」 高校からはそういうことをちゃんと理解出来る人を探しましょう。 ちゃんと理解出来ていれば、親をどうにか出来るはずです。 それでも駄目なら…一人暮らしやNPO法人等に相談しましょうか。 下手に引きこもっても、色んな迷惑が親に降りかかるだけですし。 「死なない程度に生きろ、もしくは…。」 「死なない程度に生きる…いや、無理だ…なら、もしくは…?」 「あり得ないことだが、異世界で暮らしてみるか?」 「確かにあり得ないな、それは。異世界って…異世界転生のことか?」 「いや、異世界に追加要素組み込んで、そのまま放り込むんだが?」 「どちらにしてもあり得ないな。ましてや異世界なんて…。」 この本の中はファンタジー。 ここでやっていけないのならば、いっそのこと違う世界で生きてみるのも手です。 では、現実ならば? さっきも言った通り、死なない程度に生きれば良い。 自分らしく、かつ、生きていけるように。 そのためにはハローワークや市役所で相談したりしてみてはいかがかな?
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