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0日目
私は、4年ほど前から心療内科で投薬治療をしている。今通っている病院は2軒目で、2020年6月頃から通っている。今回は、その病院で処方してもらった薬の副作用を含めての話をしようと思い、綴らせていただく。
まず、病院通いになった全ての原因について。
間違いなく、専門学校時代に受けた虐めが原因である。
今までの人生、引越しや担任教師からの嫌がらせ、不良による学校崩壊等の、ボードゲームだとマイナスイベントと呼ばれる悪い事が沢山起こっていた。皆の人生にもマイナスイベントはあるだろう。私は、当時辛くてもその後には「ああ、そんなことあったね」と言える日が来るだろうと思っていたので、気にはしていなかった。
しかし、虐めはそうはいかない。一瞬で、人生に忘れられない深い傷をつけるのだ。
キッカケは些細なことだが、事は大きくなった。無視をされ、最終的には、学科の生徒皆の中心で謝罪をさせられることになった。「あなたの為を思って」と、厳しい言葉を浴びせられ、その後は集団で無言の攻撃してきたのだ。
ひとときが永遠となった。
その日、私は初めて自殺を本格的に考えた。
4階の食堂であったか、とにかく食堂の入ったビルの外階段の下から溢れる光に、引き寄せられ、ああ、やっと楽になれると思った。手すりに手をかけ、下を覗き込む。そのとき、今までの出来事が頭に流れた。楽しいこと、嫌なこと、家族のこと。そうだ、今は一人暮らしだけれど私には家族がいる。
正気を取り戻した私は、自分の思考に恐怖し、階段をゆっくり歩いて降りた。
一連の流れが、おそらくの原因である。今でも少しでも嫌なことや似たような状況になると芋づる式にフラッシュバックし、パニックに陥る。
この事を心療内科の先生にきちんと説明できたことはない。先生方は目の前の治療しか治療してくださらないからだ。
自己判断ではあるが、長期的であるにもかかわらず良くなることはないので、PTSDではないかと思っている。そのことを現在の心療内科の先生に伝えたが、「今処方している薬にもPTSDに効く薬が入ってるんだけどねぇ」と上記の説明すらさせてくれないのだ。
長くなったが、以上のことを頭に入れて、ここからの話を読んでいただきたいと思う。
始まりは、12月7日。毎週月曜に通っている心療内科である薬を処方される。さまざまな治療に使われるが、心を落ち着かせる効果も持つ薬だそうだ。今回は、気分が落ち込んだり高くなることがあると相談したところ、その意味で処方された。そして、こう注意された。
「あらゆる音が半音下がって聴こえることがありますからね」
と。
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