prologue
1/2
読書設定
目次
前へ
/
15ページ
次へ
prologue
弾けた。 僕らの目前には一面の蒼、碧、青――。 見上げれば入道雲が空いっぱいに広がり、 遠くには鳴き始めたばかりのクマゼミの声が聞こえる。 夏休みに入ったばかりの7月の終わりの日、 青色の体に色とりどりの渦巻き模様を着飾った水風船は、 僕とお兄さんの視線が向けられた空中で確かに、 ハジケタ――――――――――――――――。
/
15ページ
最初のコメントを投稿しよう!
119人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
14,486(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!