私が、自分の心に負けた理由

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私が、自分の心に負けた理由

『』私の声、「」相手の声、中学2年生です 主な登場人物       ↓からいわゆいな  ↓しらかわさきと  ↓さとうあやな  登場人物:   唐岩維那     白川咲人        佐藤彩菜        ↑主人公     ↑謎の男の子     ↑維那の親友 頑張ってできることは全て成功するんだよね? それはウソだった 私は、頑張ってできることは全てやってきたのに… なんで? どうしてダメなの? 頑張ってやってるじゃん それから、私は何もしないまま、過ごした。 過ごすって言っても、学校に行くのもやめて起きてスマホをいじって、ご飯を3食食べて、寝るそんな日々。 でも、夕方になると、クラスの担任の先生は家に来る。 私がいないかと聞きに来る。 お母さんは、私は今行けないと言ってくれる 感謝する、というか感謝というわけではない 何も特には思わない 私は、勉強も運動もできなくなった 学校のみんなにおいていかれるばかりだった 『もう終わった』 そう口ずさんだ 私は、外に出てみた そうすると、外は雪が降っていた 実を言うと、今は、1月。 雪が降ってもおかしくない月 私は、寒い空間に、一人ぼっちになったみたいに、突っ立っていた。 することも行くところもないので、近くの公園に行ってみた。 そうすると、空を見上げて、ぼぉ〜っと、立っている男の子がいた。 うすぎで風邪を引きそうだ。 でもかける言葉がわからない… そのまま帰ろうとした時、 『何してんのこんな時間に?』 何してんのってそっちだってそうじゃん、でも反論しないほうがいいと思った 「何してんのって、散歩みたいな感じ、そっちは?」 たずねてみると、 『空見てた』 そんなこと見れば分かるし、 「なんかあったの?」 って聞いてみると思ってもいない答えが返ってきた。 『そっちこそなんかあったの?学校いつもこないけどさー』 「何でそんな事知って…」 『当たり前じゃん、だって同じクラスだから』 でも、こんな子見たことないし、知ってもいない なのにこの子は、私のことを知っていた? 何で? どうして? 先生がこの子に頼んだ? 違う、私のことなんてどうでもいいはず、なのにどうして? その子は言った 「学校行くぞ、明日から」 私は答えた 『何で?』 「何でってさー」 ってこの子は答える 「俺の名前まさか知らない?」 えっ?知ってるわけないじゃん 『知らないよ』 「そう」 『何ていうの?』 「ああー、俺は、白川咲人」 『そうなんだ、知らなかったなぁ〜』 と話は進んだ 気づかないうちに、夜の10時になっていた。 私は、帰ろうとした でも何か言いたそうな咲人がいる。 何も言ってこなくて、勝手に帰ろうとした時、 「何帰ろうとしてんの?」 『はっ?何で?』 「何でって答え聞いてないんだけど」 何言ってるのかさっぱりわかんなかった 『何言ってるかわかんない』 「何ってさーまあいいや、学校行くか行かないかだよ」 『ああー、行かないよっ、じゃあね』 と言って帰ろうとした、でも・・・ 「朝むかえにいくから、じゃあなぁ〜」 と言ってあくびをしながら、どっか行ってしまった。 何なんだろう? 私は、もう何もしないと決めていた。 だから、何をしようと言われても、しないし、行かない 絶対だ! 咲人がいくら言ってきたって私は行かない 私の努力は、無駄だった 私と君とは何が違うんだ? わかんなかった でも、きっとあの頃の自分は、誰よりも努力していたじゃないか 今とは違う 頑張れ自分!! 自分に嘘をつかないと決めたじゃないか、何で、そう弱々しくなったんだ。 でもこれから変えろ!! いつでも変えられる!! 努力は報われる、報われないならそれは努力じゃない、努力を知らないなら、これから探しにいけばいいんだ、さあ行こう、自分の道を
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