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燃えよサンタ🎅アチョー!
今日は2020年12月23日。
いよいよクリスマスイブ🎄を明日に控えた早朝であった。
「よぉ〜し。今年もみんなのプレゼント🎁は詰め終わったぞー❗️」
「おおー!」
ここはサンタクロースの日本支部。FUJIYAMAヒカリエビルの最上階。FUJIYAMA Christmas本社の精鋭だけを集めた、FUJIYAMAはじめての支社。場所は渋谷駅のまん前のインテリジェンスビル。ここに通うサラリーマンたち、実は皆サンタクロースである。その一万人近いサンタクロースをまとめあげる男。そのあまりのカリスマ性により、香港支部から日本支部に急遽引き抜かれたという。
彼の名はサンタクロース・リー。
いまや、タブレット、スマホ、監視カメラ、アプリ、パソコンの進化により、サンタクロースの仕事は飛躍的に楽になった。屋上には一年間手塩にかけて、世話をしてきたスーパートナカイのシャトル雪車が238騎。いまかいまかと出番を待っている。
「みんな〜❗️いよいよ明日明後日が本番だぞ。」
「おー❗️」
「今日までご苦労様。今日一日は無礼講だ。ささやかながら、宴席を用意した。好きなだけ食って呑んでくれ。」
「おー❗️」
「それじゃあ、世界中のよい子たちに〜❗️」
「かんぱーい❗️」
その時だ。
ドッカーン❗️
隣の部屋から爆発音が聞こえた。
隣は【サンタさんの袋管理室】であった。
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