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ｱﾁｮｰ!
サンタクロース・リーは瞬く間に【サンタさんの袋管理室】のドアを開けた。すると、、、
うぅ…
管理室の責任者サンタクロース・ぷーが倒れていた。
「大丈夫かぁ〜？どうした？なにがあったんだ〜？」
「うっ、まだめまいがしますが、からだは大丈夫そうです。爆発のあとに、ブラックサンタひろの一味が現れました。申し訳ありません。金のサンタさんの袋が奪われてしまいました〜❗️」
「そんなものはどうだっていい。おまえのからださえ無事でいてくれたら、サンタさんの袋なんて気にするな。誰かぁ〜サンタクロース・ぷーを医務室に連れて行ってくれ〜❗️」
サンタクロース・リーのあとを追ってきた、数名のサンタさんがサンタクロース・ぷーを名医サンタクロース・ろーのいる医務室に運んだ。
負傷している仲間の手前、ああは言ったものの、サンタクロース・リーはクリスマス直前に【金のサンタさんの袋】が奪われた事に焦っていた。なにせ【金のサンタさんの袋】にはとても良い行いをした子供たちへのプレゼントが入っていたからだ。
ブラックサンタひろは聖夜の幸せを、妬み、悪い子ばかりにプレゼントを配る悪の結社、ブラックサンターズの首領である。
サンタクロース・リーの行動は常に素速い。
ヤツらアジトは駅の裏側のブラックサンターチョコカンフー寺院の五重塔だ。噂によると各階にカンフーの名手が居て、そいつを倒さないと上の塔には行けない。とかなんとか、今日の夜までには、【金のサンタさんの袋】を取り返さないと、配達が…いや良い子へのプレゼントが間に合わない。
サンタクロース・リーの目には、復讐の炎がメラメラ燃えていた。
あちいよ。あちいよ。ｱﾁｮｰ!
ふふ。サンタクロース・リーは空想好きだった。
サンタクロース・リーは頭の回転も素速かった。
あら？塔を上って行くのは死亡遊戯じゃなかったったたたたたたっけ？アタタタタ〜❗️アターッ❗️
ふふ。また、脱線してしまったタタタタター❗️
いかん、いかん。燃えよドラゴンと死亡遊戯がごっちゃになってるぞ。大丈夫かぁ？
サンタクロース・リーは心の中でつぶやいた。
Don't think，Feel.
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