燃えよサンタ🎅アチョー!

6/8
前へ
/14ページ
次へ
🎅アチョ? 「目覚めたかね。」 🎅アチョ? 「わしか?わしはただのブラックサンタさ。」 🎅アチョー! 「ダメじゃダメじゃ。主人公がクリスマス🎄に手を抜いたら、話にならん。どっちの意味でも。ククッ。はじめの方はしっかりと喋っていたじゃないか。ノリだけで世の中渡ってはいけんよ。どっちの意味でも。ククッ。」 リーはあぐらを組んで両膝をストレッチし始める。 「ははは。ダメか。途中でスイッチ入っちゃったよ。アチョー!ここはどこだ?」 「五重塔の最上階。つまりラスボスがわしじゃ!」 「えっ?ナニ。はしょった?」 !!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!! ( ̄O ̄)「言ってる事が良くわからんな。古い城🏯だが、なかなか明るいじゃろ。照明設備はアマゾンで揃えた。床暖房完備、壁の中には、断熱材もしっかり仕込んでいてね。あと最新型の空調のカーテンで、すきま風対応も万全でし。外装も最近できた。防弾コーティング塗料で塗り替えまひたよ。」 「あ。顔出した。」 ( ̄O ̄)「いいの。楽しみにしてる人もいるの。文章力ないから絵文字でごまかしたり、カンフーは映像向きではないと、戦いをはしょった訳ではないぜ。」 「あ。今まで、気恥ずかしくて、一度も使った事のない“ぜ”を使った。なんか怪しい~‼️」 ( ̄O ̄)「で、どうすんの?あんたからもらった。金のサンタさんの袋🎄🎅🎁✨は中身揃ってここにあるけど、取り返すの?置いてくの?」 「で、ラスボスさんよ。ケーキ🍰食いながら、本気で言ってるのか?アチョ!俺はサンタグロース・リーだぜ。」 ヴュン!ヴュン!ヴュン!ヴュン!ヴュン! リーはクリスマス⛄🎄❄️仕様の緑、赤、金色、銀色のヌンチャクを振り始める。右手に持ったヌンチャクを右側の脇にピタッとはさみ、左手は前方につき出すようにして、アチョー!と威嚇する。 ( ̄O ̄)「カッコいいね。それそれ、好きよ。ブルース・リーでしょ。アチョー!知ってるよ。全力でかかってきなはい。」 リーがヌンチャクで高速の打撃を次々繰り出すが、ブラックサンタひろはケーキフォークで、パチパチ…とヌンチャクの先端をすべて受けているではないか。 ( ̄O ̄)「ほい。ほい。ほいほい。ほい。ほいほい。ほいっとな。どしたの?リーくん。そんなもんなの?」 「ふん。少しはできるようだな。これはどうかな?」 リーはヌンチャク攻撃に加え、蹴りや突きを上段、下段に変則的な連擊を浴びせる。 アチョー!アチョ! アチョ!アチョ!アチョ!アチョ! アチョー! アチョー! ブラックサンタひろは素早い小さな動きで、まさに紙一重ですべての攻撃をかわしている。自分の両耳を広げたり、舌を出したり、目玉を寄せて見たり、リーをからかう表情を見せながら。 さすがのリーもイライラしてきた。しかし、全力の攻撃がひとつも当たらない。相手はこちらの攻撃を受けるかかわすだけで、攻撃も仕掛けて来ない。 実力の違いは明白だった。格が違いすぎる。リーは無駄に体力を削られて行く。 ( ̄O ̄)「どしたの?それだけでしか?じゃあ行くよ。まずは高速蛇拳。シュシュシュのシュ。」 バチーン‼️ ブラックサンタひろは合掌底を、リーの胸に打ち込む。サンタグロース・リーはぶっ飛んだ。 続く。🎄🎅🎁✨
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加