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少し大きくなったニコは自分のお粥を僕に分けてくれるようになった。
おかわりをよくする食欲満点の赤ちゃんだと父さん母さんは喜んだ。
だけど本当は半分を僕が食べているのをニコだけは知っていた。
僕とニコは本当に仲良しだった。
その内少しおしゃべりができるようになったニコは僕を見てこういった。
「ボッボ」
よくわからない言葉に僕が首を傾げるとケタケタと笑うニコ。
その内わかったのは、どうやら彼は僕に『ボッボ』という名前を付けたのだった。
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