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事故
「つめてぇ!!」
「すみません!!おけがはありませんでしたか!?」
そこにはビシッとスーツに身を包んだ男性が立っていた。
「怪我はないけど〜このスーツ100万すんだわ。クリーニング代渡して貰えるよね?笑」
「100万…!!」
スーツが100万円だとすると…プラスクリーニング代…私にそんなお金どこにも…借金という言葉が私の頭の中をぐるぐる回っていた。
視界が暗くなって、何も見えなくなった。
「おい!大丈夫かよ!!」
「どうしました!?って薫ちゃん!?」
「君!救急車呼んで!!」
「今呼んでます!!」
あちゃ〜。単に脅かすだけのつもりだったのにな〜
やってしまった…
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