ウソとホントウ

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「高校生とき一生懸命アピってたけど全然あいてにしてくれなくて悲しかった」 高校で瑠衣が担任になったとき、すっごく嬉しくてたまらなかった。 でもなにをいっても相手にしてくれなくて、やっぱりあの時の中学生だなんて言ってたらあんな幸せな日々はなかったんだってことも痛感した。 「俺、元カノに未練たらたらでずーっと好きだったんで他の子に目がいかなかったんですー」 「うそ。千花ちゃんのこと好きだったの知ってるんだから。永人くんと火花とばしちゃってさ」 瑠衣が写真をかくしていた千花ちゃんのことは実は小学生の頃から知っていた。 だから千花ちゃんが同じ学校にいるってしった時はもう終わりだっておもった。 でも千花ちゃんには永人くんっていう男の子がいて、瑠衣と付き合うことはなかったからほっとしていた。 でも、だからって自分となんてないって思ってた。 「それは、まぁ……昔からの癖みたいなもんだよ」 頭をポリポリとかいて気まずそうな顔になる。 「あたしはずっと瑠衣のことだけが好きだったよ」 「いや、知ってんぞ?彼氏いたよな?振られて失恋したって俺に泣きついてきたよな?」 ふくれっ面で言う瑠衣が可愛くてぷッと吹き出してしまう。 「な、笑うなよ!」 恥ずかしそうに顔を赤くする瑠衣。

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