レッスン開始

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嬉しそうに笑みを見せた部長が、もう一度ショーツの上をすうーっと撫でながら指を滑らせる。 「あっ、ああっ……やっ、やだっ、そ、そんなとこ……」 「嫌? どこが嫌なんだ? 茉里のここはすごく喜んでるみたいだぞ。直接触らなくてももうすごいことになってる」 「だっ、だめっ、そ、そんなとこ触らないで……」 「俺がキスしただけでこんなにも潤わせて。中からどんどん蜜が溢れてる。茉里、お前ほんとに可愛いな」 スカートの下では部長の指が何度もショーツの中心をなぞっている。なぞられるたびにそこが熱を帯び、奥深い場所がきゅうっと疼き始める。勝手に腰が小刻みにヒクヒクとし始め、私は耐えきれず部長の胸に抱きついた。 「ゆっ、悠くんっ……、だっ、だめ……」 だめじゃないだろ──と、今度はショーツの横から指を挿しこまれた。指の腹でゆるりと脚の中心を撫でられる。 「あっ、ああっ……、そんな、だめっ、やぁんっ……」 「直接だとやっぱりすごいな。茉里、そんなに気持ちいいのか?」 「はっ、恥ずかしいから、さっ、触らないで……。おねが……お願い、悠くん……」 「恥ずかしくないよ。茉里、男はな、こんな風に反応してくれると嬉しくてたまらないんだ。だから感じたまま声を出して」 ゆるりと撫でていた指が、蜜が溢れる場所の奥へと挿しこまれた。 「あんっ……、あっ、だめ……、ゆっ、悠くん……」 「そんなに腰動かして、ここが気持ちいいのか?」 部長の長い指が中を掻き回し、自分の脚の間から信じられないくらいのいやらしい水音が何度も部屋の中に響き渡る。 そして部長は突然潤い溢れた場所から指を抜くと、私を抱き締めたままゆっくりとソファーに倒した。身体を離してソファーから降りた部長が上から見下ろし、私の頬に触れる。 「茉里、ごめん。これ以上抱いてたら俺、もう止められなくなりそうだから……。このまま続けたいんだが実は避妊具(ゴム)がないんだ。だから、今日は指だけで許してくれるか?」 頭を撫でながら、ちゅっ、と唇に優しくキスを落とす。 「指って……?」 「ここがこんなに溢れてるのにこのまま終わるのは辛いだろ? だから」 そう言って私のショーツの中に手を入れ、蜜の溢れる奥に再び指を挿しこみ動かし始めた。
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