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「…おい…そうためちゃめちゃ上手いな!」
ウォーミングアップで叩いた彼のドラムの音は、惹き込まれるような音を叩いていた。
「俺らも引き締めないとな!な!ゆうた!」
「…あぁ…」
「ゆうた?」
「…あ、いや、すごい上手いなって、思った」
「ありがと」
俺はこの瞬間、バンドに火がついた。
こんなに上手い人は見たことない、そう思ったからだ。
♪~♫~
「俺ら相性いいのかな?めっちゃいい感じじゃない?!」
こいつの言うとおり、初めてにしてはいい練習だった。
案外、自分の歌声も悪くないし。
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