一冊のノート

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家に帰って、椅子に座り、机の上にノートを開いてそれをじっと見つめた。 「誰なんだろう」 自分の席に座る人は自分以外居ないはずだ。 「そしたら…」 通っている学校には全日制と通信制があるのを思い出した。 そしたらこのノートは通信制に通っている誰かだ。 何か手がかりになったらいいと、そこに何か書こうと思った。 でもなんて書けばいいか分からない。 ″どうしたの?″ 頑張って考えて出した答えがこれだった。
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