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優香「い、いいですよ翔さん!
私がソファで寝ます!
翔さんがベッド使ってください!!」
翔「いいよ、ソファの方が寝慣れてるから
今日だけはベッド使ってくれ。」
優香は翔の服を引っ張って、ベッドを連れていこうとするが
翔はそれを頑なに拒否している。
翔「プロデューサーの言うこと聞けよ!」
優香「私よりもプロデューサーの翔さんの方が大切だと言ってるんです!
私は風邪を引かないで有名だったんです!
小中高で皆勤賞だったんで!」
翔「知らん!
いいからベッド使え!」
優香「嫌です!!」
お互いが頑固なのか、とにかく話が進まない2人。
優香「じゃあ、分かりました!
こうしましょう!」
優香は翔から手を離し、挙手をした。
翔「なに?」
翔は優香の方を向いて聞く。
優香「一緒に寝ましょう!ベッドで!」
翔「………絶対嫌だ。」
そう言って、再び振り返り
寝室から出ていこうとする翔の服をまた掴む優香。
優香「大丈夫です!
私の手足は縛ってくれて構いません!
何もしない証に!」
翔「そんなことを心配してるんじゃない!
とにかく、一緒に寝るのは嫌だ!
つーか、縛るなら俺の方だろ!」
優香「二宮翔公式ファンサイトのクラブ会員No,1として、そんなことはできません!
翔さんは日本の音楽界の宝なんです!!
お願いします!
荷物が届く前の今晩だけですから〜!!」
全く譲らない2人。先に折れたのは翔の方だった。
翔は、優香の手足を縛りベッドに寝かせ、布団を被せた。
優香(き、緊張する〜。
大丈夫、憧れの翔さんだけど、大丈夫!
しっかりしろ私の「じゃあ、おやすみ。」
優香の心配を他所に、翔は寝室から出ていこうとした。
優香「えっ、ちょっと…えっ!?」
翔「俺はソファで寝るから。
それに、その格好じゃ動けないだろ?笑」
翔は意地悪な笑みを浮かべ、寝室から出ていった。
優香「い、1枚上手だった〜…
翔さん、カッコよすぎ……」
優香はその一言を言い終えると
スピー。スピー。
すぐさま眠りについた。
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