登場人物

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登場人物

シーカー 主人公。旧戦後のコロニーで生まれた第三世代の冒険者。パイオニアの新天地を見つけるために旅立った。生まれながらの短命で、発声のできないミュート。シリアスぶるけど、肝心なトコロで抜けてるの。それでも、いつも真顔のスタンスは崩さない。そもそも、このままだと、一人称では、どんなに冒険させても、ケータイが手放せないタカラモノになってしまうかもしれない。もしかしたら、戦闘中でも器用に、モジュールにカキコミをしているかもしれない……。世界の果てまでいきながら、他にはなにも見つけられないのか、あるいは。これで、更新されなくなっても、それはそれでメデタシなのだ。 サバイバー 「ケラケラ、ジャムってやんの」 アウトフィールドでたくましく生きるソロのガラクタ集め。ペンペン草みたいなの。達観しているのか、お茶目なのかはわからない。なにもかもが、ぶっとびまくり。すっとぼけた顔をしているが、頭でっかちなので、もしかしたら、イロイロ考えていて、賢いのかもしれない。ガラクタ、サイエンス、爆発、あとはせまいとこ、高いトコがダイスキ。ケミカルなニオイで血潮が騒ぎ、勝手にワクワクできるタイプ。四方、340度くらいは死角ナシの万能型。意外と器用なのかもしれない。 スクラッパーズ 「なあ、キョウダイ?」 ターボなノリのスキンヘッズのアニキ。自作の怪しい炭酸水さえあれば、朝からテンションはすこぶるバツグン。ステレオタイプのならず者。第三世代で短命。なので、ヒトよりも三倍くらいはハイビート、ハイサイクルに生きているのかも。燃費の悪いタイプ。オマケにむさ苦しいほどのキョウダイアイ。仲よくなると勝手にキョウダイにされちゃう。みんな、仲よくなれば世界中の誰しもがキョウダイになれるのかもしれない。そんな、期待の星かも。でも、多分、澄んだ瞳をした、とてもいいヤツそうなのだから脱落率は高め。誰かオモリがいないとダメ。真のアニキが必要なの。登場するときは、いずれの場面においても、戦闘中を問わず、ひとことの発言ですら、常に映画「アヴァロン」より楽曲「log off」が流れるイメージ。いっつも、ラジカセのウォークマンをシャカシャカさせている。 船長 「メーデー、メイデー!脱出する!」 数百年のコールドスリープから目覚めて遠い銀河系から戻ってきた、タフガイ。かつてはムスメがいたらしいが、コールドスリープによる記憶喪失中なので、ピンとこない。トラブルマグネットのユンユンな電波が全開。ポンコツ船の不時着でクルーは全員死亡。でも、こんなのがイッパイいたらいずれにせよ、まびかれる。最初の脱落候補。けど、そういうのにかぎって、かなりしぶとい。だとしたら、ソウゼツな最期を予感させてくれる。ちなみに、搭乗していた愛機はブルータル2000。ブルータル計画とは、こんなんがぎっしりな探査船が2000回は打ち上げられたらしい、考えなおすべきだった遠大すぎるプロジェクト。もしかしたら、本当は人口爆発から生じたタブーな計画だったのかもしれない。けど、本人は知的生命体の探査計画だったと信じているわけだから、それでメデタシ。空軍ではエースパイロットだった。イメージ的にはバンド「インクスポッツ」の楽曲「i dont want to set the world fire」の予定。 オールドネイション 「あるかもしれないし、ないのかもしれない」 主人公のオヤジなる謎の人物。生きているのかどうなのか、さっぱり音沙汰がなくなって久しい。いずれにせよ、やりたいほうだいの無責任、勝手放題なのばなし冒険野郎だった。ひろげたフロシキたたむのは苦手なタイプ。シンボルなだけなので、来歴は不明。けど、アウトフィールドに生きるならば、誰しもが、自分のオヤジを定義するなんて一生を費やしても難しいかもしれない。そして、もしも、コンパクトに定義できたとしたら多分、ちょっとアッサリしているかもしれない。だとしたら、誰しもが、こってりに脚色したくなるに違いあるまい、そんな人物。 now loading...
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