第1章 始まりは、、
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「お
前
(
まえ
)
さん、
配達
(
はいたつ
)
よりも、その
謳
(
うた
)
い
文句
(
もんく
)
で
仕事
(
しごと
)
をしたら良いよ」
猫山婆
(
ねこやまばあ
)
さんが云いました。 「謳い文句を仕事にって、、?」 テルが首を
傾
(
かし
)
げて居ると、 「歌う
配達屋
(
はいたつや
)
さん、さね」 猫山婆さんが、また、ニヤリとしました。 「そんなこと、
僕
(
ぼく
)
に出来るかな?」
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