大物発掘俳優(第1章 悩ましい)

1/22
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/22ページ
第1章 悩ましい 「父さん、まだ悩んでんの?」 声をかけてきたのは好奇の息子の真徒だ。小学3年生だ。休みとはいえ、いつもは遊んでくれる父が付き合いもせずに悩んでいれば声をかけたくもなるだろう。要するに早く終わらせて遊べということだ。 「いや、それが・・・ある俳優さんをバラエティでどういかそうかと考えていて名。阪下 凌駕さんだ。まあ、知らないだろうが・・・」 「ううん、知ってるよ?」 「え?」
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!