34人が本棚に入れています
本棚に追加
第一章 プロローグ
その夜の満月は、まるで「瞳の様」だった。
その時に月を見上げていた人達にはまるで月から涙が零れ落ちた様に見えた……
時は流れ……
再び月を見る事が出来た人々は、ある者は歓喜し、またある者は安堵し、そして多くの大人達は喜びの涙を流した……
そして人々はあの事件を後世に伝える。
事件を忘れない為に。
失敗を繰り返さない為に。
人類復興の祈りを込めて……
最初のコメントを投稿しよう!