35人が本棚に入れています
本棚に追加
~. あとがき
2020年秋、私はこの物語の基になった『夢』を見ました。
そう、この物語のアイデアは夢から得たものでした。
私は夢から着想する事が多く、この『十月に流れた涙』~AIが見た夢~ もその一つです。
この夢はかなりしっかり憶えていましたし、何より目覚めた時に非常に切ない感情が強く残っていました。
ですからこの夢は何らかの形で残したいと思ったのがこの作品を執筆した理由です。
これまでも物語として面白い夢は何度も見ていたのですが、『小説』として書く、と言うところ迄は気持ちが行きませんでした。
と言う事でこれが処女作なのですが…
流石に色々やらかしました 汗
プロット作りから重大なミスをしていた為に、書き終わって推敲をしても間違いに気づけないのです。
だってそもそもの設定の段階で間違ってたんですから 笑
これはWeb小説だからこっそり修正が可能でしたが、相当ダメなパターンですよね 反省
ですがとにかく最後までまずは書き上げる事を目標にやって来ました。
約9ヶ月の期間、出来る限り週一連載を実行して来ました。
途中腱鞘炎の為にお休みもいただきましたが 汗
私が読ませていただいてる多くの作家さんとはかなり執筆のスタイルが違うので、連載が終わった後もこれで良かったのかどうかは分かりません。
しかし何とかまずは最後まで書き上げると言う目標には到達する事が出来ました。
夢で見たストーリーとは当然ディテールがかなり違うのですが、大筋は変えてません。ただ夢ではハッピーエンドではなかったので、本作は一応ハッピーエンドで終わらせました。
しかしジャンルをSFにしてしまったので、良くも悪くも勉強になりました。
サイエンス・フィクションを書くにあたって、可能な限り現在の最先端技術の未来を表現したいと言う欲が出てしまい、色々と調べました。
特に量子コンピューターですね。この量子コンピューターの未来を書こうと足掻いていたのですが…
この執筆期間に量子コンピューターの実用化とか言うニュースが入って来たりしまして、恐らく物語の時代設定である約300年未来には、この中で描いた世界よりも進んでいるのではないかと思います。
科学技術の進歩って凄いですね 汗
また 舞台として出て来る伊勢神宮ですが、実は私行ったことがなくて…
色々文献や写真、行った方のブログなどを参考に書かせていただいた次第です。
ルナが使う武術はあまり特徴のある武術はモデルにはしていません。
ただ技や、その戦闘状況下における心構えの変化などはかなり現実的に表現しました。
リアルな経験のある方のお話し等を参考に 怖
等など、基本的に夢をネタにした筈なんですが…
後からかなりそっくりな設定やシチュエーション、ストーリーの展開のアニメーション作品などが散見され、正直焦りました 汗
何はともあれ、私が見た夢の感動と言うか切なさとなどの感覚が少しでも読んでくださった方と共有出来れば幸いです。
ここまでお付き合いいただいた読者の皆様の健康とご多幸をお祈りいたしております。
次回作のネタも仕込んでおりますので、少々お休みをいただいた後にまたお会い出来ますことを楽しみにしていただければ嬉しいです。
ありがとう御座いました。
一野 歩
2021年 9月某日
最初のコメントを投稿しよう!