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(ウチの場合はどうやってわかったんやい?)
〔紫の場合はねー〕
〔間違えた神様に教えてもらったー!〕
〔こっちに来た時に不具合が出たからーって!〕
なるほどなー。
んじゃらばアミさんに相談したらえんでね?
てことを国王さんに言うたら承諾して、全帝さんも了承してアミさん呼んだ。
「なぁに?勇者召喚は上手くいったでしょ?」
「勇者が2人な事と、佐藤殿の事について教えてくれるかな」
「ん?勇者は一人しかしてないけど……あれ?」
勇者組を見て首をかしげるアミさん。それを不思議そうに見るみんな。
「意図して勇者を複数召喚してないのよね?」
王女はそう聞かれて頷く、神様モードで二人を見てると「あ」て声が出た。
「佐藤ちゃんがこっちに来る時に不具合が起きたのね」
「「不具合?」」
ウチと全帝さんが聞くと勇者の素質が高い人間を優先的に召喚されるようアミさんが細工したらしいんやが、たまに素質が近い人間が召喚されるらしい。
今回もそれやろうと、ただ佐藤は召喚に『巻き込まれた』側なので不具合が発生したと。
巻き込まれ召喚もある意味王道じゃが、不憫な。
「ただ困ったわ。こっちの言葉が聞き取れないなら生活しにくいでしょうね」
「「「……はい?」」」
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