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それらをフード被り直して国王さんに報告。で、それを聞いた王妃さん。
「あら、なら神帝さんか狼主がうちに通ったらよろしいのでは?」
今日は体調がいいらしい、やからか結構生き生きと言いなさった。
「おっお母様?」
(おーん?)
曰く、言語が理解できるウチから佐藤さんに勉強を教えた方がいいんやないかと、ついでにルート達と仲良くしてほしいと。後者が本音じゃろ。
他の王族はどうじゃろかと思えば、頷いとるが?
「あの愚兄もいなくなった事ですし、娘の友達が増えるのは賛成ですわ」
「私は普段領地から離れられませんので、娘を任せられる方がいれば安心です」
王妹夫婦の援護!と見せかけて娘の溺愛ぶりの自慢か?!
そもそも教科書があるんやったら上条が復習ついでに教えたらえぇやんか!ウチがいかんでもえぇやろ!
「王妃様、神帝は遺跡の調査等の依頼を抱えております。狼主もルート殿下の護衛に加えて学業もありますので難しいかと」
行きたくない雰囲気を察したか、全帝さんがフォローしてくれた!けど!
「ならルートとレイネスは二人が編入するまで城から通った方が親交も深めて勉強もできる、一石二鳥ですね!神帝さんがダメなら狼主にお願いしましょ!」
生き生きしてるからか押しが強い!去年の儚げな雰囲気どこいった!
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