新しい勇者:勉強だ~!

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 押しに負けた勇者召喚翌日、さっそく城に行く事になった。  ルートと王女は帰宅、ウチは通いなので基本寮から城に直で転移する許可もらった。  学園長と担任、寮長のルカフォイ先生には『王妃命令』と伝えて無事驚かれた、そらそうだ。  で、時間かかったんは明とシュインさん。  明はうきうき顔で部屋に来たけど、話聞いていく内に真顔になりおったw 「またアキラ様の世話ですか」 「また姉さんどっかいくのか」 「似たようで似とらん台詞~」  お互い嫌いすぎんか?  基本放課後はルート達と一緒に城に行くから夜まではこっちにおらん。 「部屋の管理はシュインさんに任すけど、たぶんうちの子の誰かは来る」 「紫様に変化させてお世話してもよろしいでしょうか」 「……本人が許可したらな」  ノリノリで許可するのが数名おるからなんとも言えん。  色々話しても難色示す二人に若干疲れて来たど。 「はぁ……あぁけど、ウチたぶん疲れて帰ってくるけ――」 「では翌朝までお世話させていただきます」 「うん、あと昼は割と暇になると思うけ――」 「なら昼休憩の時姉さんの側にいる」 「……うん」  一気に明るくなった。オーロも引いとるぞ。
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