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〔みゃーの属性は神様と同じなんだからいけるって〕
「属性に対する信頼度がエベレスト級なんよ」
事細かにやり方を聞いて、試しに魔力でやったらオッケー貰ったので実践。
ギュルン!と佐藤さんの方に顔向けたらビクッ!とされた。すまん。
そのまま佐藤さんの耳を塞いで魔力を流す。
脳みそを弄るんやなくて、魔力のチャンネルを合わせるような感じと言われた。
物理的に視界をぼやける事で魔力に集中、流した魔力と佐藤さんの魔力を合わせるようにしてー。
「……どだ?」
手を放して聞いてみる、周囲を見る佐藤さんやが見た感じあんま変わっとらんような?
〔ちゃんとできてるよ~。偉いねー〕
ちいちゃな手で撫でられても感覚が伝わらん。
ルートになんか話してみそと言うたら困惑された。そらそだ。
「ちな王女や、今日の講義はなんぞね」
「え。そうね、創世記の話は飛ばして、高等部で習う一般的な歴史と、魔法属性について話そうと思ってるわ」
「そか。で、聞こえた?」
なんか佐藤さんポカンとしとるが聞こえてるって解釈でよろし?
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