次回予告12

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僕だけがいない街 全9巻 いわゆるタイムリープもの。時間軸型式は「過去を変えると未来も変わる」型式、いわゆるドラえもんやシュタインズ・ゲートやバタフライ・エフェクト。その正反対は「過去を変えると別世界(パラレルワールド)が発生する」型式、いわゆるドラゴンボールや魔法少女まどかマギカやペルソナ2罰(罪の世界じゃないのがミソ)。 軽いあらすじ、売れない漫画家の藤沼悟はリバイバルと言うタイムリープ能力を持っていた。色々とあり母親が殺害される、その犯人がかつて自分の小学生の同級生だった雛月加代と杉田広美を殺害した変態殺人鬼であることを知り、リバイバルにて小学校時代に戻り運命を変える決意をするのであった。 果たして、藤沼悟は運命を変えられるのだろうか…… 結果から言うと運命は変えることが出来ました。ですが…… 藤沼悟は犯人の正体を知ってしまったことにより真冬の川に沈められ植物人間に。 目覚めた後にあった世界は…… 自分が助けた雛月加代と杉田広美が結婚して幸せにやっている世界だったとさ…… いや、これでいいんだけどね…… いいんだけど…… 藤沼悟も雛月加代のことは「一同級生」でそうそう好意もある描写もないから寝取られ感もないのよ。それなのに何故かスッキリしないのは気のせいだろうか。 当時のTwitter実況を見てると「広美くんが寝取られた!」って声の方が多かったのは気のせいだろうかw 杉田広美はいわゆる男の娘とされる超上級のショタキャラw(作中で一番可愛いのは事実)名前も女っぽい「何だ、男か」「広美が男の名前で何で悪いんだ! 俺は男だーッ!(ネタで言ってるわけじゃなくて、マジでこれに近いやり取りがあったおかげで犯人に繋がるんです)」 尚、アニメでの声優は今をときめく「鬼頭明里」 尚、この作品はこれから殺される人間の頭上に犯人のみに見える「糸」が発生する設定…… なにこれ? 隙の糸? 犯人はマジモンの変態殺人鬼で藤沼悟の担任。動機も「死に対して必死に抵抗する姿がみたいから」と真性のヤバい人。リバイバルで過去改変してなかったら市議会議員のまま人生を全うしていた。 リバイバル前は弁当屋の気のいいニイチャンが冤罪で逮捕。理由は昼間からプラプラしていてアリバイがない上に「怪しい」と言うだけ。いつの時代も昼間からプラプラしてる奴には厳しい。この作品、北海道が舞台なんですけど…… 紅林麻雄が出向していたのだろうか…… アニメ版の話になるけど、藤沼悟のママンの声優が「高山みなみ」なのよね。この人一人で話が終わるのではないかと思う人多数wwwww 映画版は藤沼悟が藤原竜也なせいで「また酷い目に遭ってるよ…… この俳優さん……」と変な笑いが出てきましたw 明治政府にテロ起こして、バトル・ロワイアルに巻き込まれて、デスノート拾って、借金背負ってエスポワールに乗って、また借金背負って地下に落ちたり、10億円の懸賞金かけられたり…… 役柄だけで考えると人生波乱なんてもんじゃねぇw しかもこの映画版は「僕だけがいない街」を違った意味でタイトル回収するというおまけ付き。後味は悪いですが嫌いじゃない。 ちなみに、この作者さんは荒木飛呂彦のチーフアシスタントやってた方です。時期的には三部あたりのモブキャラ描いてたと予想されます。
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