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ぼくは父の事業を継いだ。父のような使命感は何もなかった。ただ、これをやらなければ生きていけない。そう思っていた。
それからさらに数年後の調査結果で「人類は海に還れない」ことが判明した。海に捨てられた死骸は、長い年月を経ても、形状に変化が見られなかった。ぜリーはただそこに、変わらずとどまり続けた。
同時に、人類は土にも還れない。そんな調査結果も発表された。土に埋められた死骸もまた、変化することなく、とどまり続けていたのだ。
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