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「うん、今日も大丈夫そうだから。最後まですると、その……後処理、大変だし」 「わかった。琴音、生でするの好きになっちゃったね。まぁ、俺も好きだけど」  欲情した目で言い、また舌を絡めてキスをする。胸や下の敏感なところも丁寧に愛撫してくれ、私も彼のそこを手で撫でた。 「そろそろ、いい?」  私の濡れているところにユルユルと擦り付けている。 (あぁ、気持ちいい) 「いいよ」  クチュっと先端が挿れられた。 「んっ……」とお互い小さく声が漏れ、そのまますごい大きさの彼がスムーズに入ってくる。 「あっ……ん……はぁ、気持ちいぃ……」  この瞬間が一番好き。酷く感じてしまう。 「……っ気持ちーね、はぁ……ヤバイ。もう全部入った……」  うっとりと舌を絡めてキスをくれる。それだけで達しそうに緩く痙攣した。 「んっ。相変わらず、すげぇいい。すぐイきそ……」  苦笑いする彼に「え……もうちょっとこのままがいい」と素直にねだる。 「わかってるよ。……このまま少し中にいさせて」  柔らかく言い、首筋や耳を舐め、馴染むまで動かずにいてくれる。気持ちよくて中が反応し、耐えかねた彼がゆっくりと動き始めた。
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