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「……っとに可愛くねぇな。素直になれよ。ここ、こんなにして……感じてんだろ? このまま挿れてやろうか」  すでに濡れているそこを、クチュクチュとわざと音を鳴らすように小久保の硬くなったモノで擦られる。 「……いいよ。挿れても。今日、安全日だし」 「バーカ。んなことするわけねぇだろ。できたらどーすんだよ。ビョーキも怖えーし……やっぱ、ベッド行こうぜ。もう、我慢できねぇわ」  バスローブを羽織りベッドに行く。 「早くしろよ。ほら、つけたから……そこ、寝ろ」 「やだ、アンタが下になんなよ。上にならないと奥、気持ちくないんだよね」 「ホントに可愛くねぇな。……ほら、来いよ」  フッと笑いベッドに腰掛ける小久保。そこに跨り、自分で腰を落として挿れる。 (……きもちぃ)  声が漏れないように口を固く結んだ。  そんな私とは対照的に「ん……はぁ」と気持ちよさそうな声を出し、そのまま仰向けに寝そべる小久保。 「相変わらずいい眺め。オマエの胸、デカいから揺れてエロいんだよな」 「触りたい? いいよ? そんな余裕があればだけど」  わざとらしく誘うように笑い、腰を動かし最初から激しく攻め立てた。この男の悦ぶことはよくわかっている。
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