02

4/55
前へ
/799ページ
次へ
「っ……っん。オマエ、ほんと、容赦ねぇな。あっ……はぁ。やべぇ……いい」 「ん? 気持ちいい? ……っ。ほら、これ好きでしょ?」 「んっあぁ。ちょっ……マジで。一回止まれって。イッてもいいのかよ……っ。足りないとか言うくせに」 「やだ。まだダメ。私、全然足りないから……っ。これ……奥、気持ちーから、もうちょっと」  体重を下にかけて奥の感じるところに擦り付ける。 (ヤバ……本当に気持ちいい) 「はぁっ、すげ……オマエ感じてるんだろ? 中、ヤバイよ。……もう、いい加減、交代しろ。ほら、下になれ」  私の腰を支え起き上がり、そのままゆっくり押し倒す形で攻守が入れ替わった。こうなるともう、この男には勝てない。  ニヤリと笑い「たっぷりお返ししてやるよ」と深く舌を絡めてくる。 「もっと舌だせ。ほら、口開けろ」 「ん、いや。しないでって言ってるのに」 「うるせぇって言ってんだろ? オマエがキス好きなのわかってんだよ。他の男は大人しく言うこと聞くんだろうけど……俺とは諦めろ」  尚も深く口付けてくる。 (んんっ、気持ちいい。……だめ。こんなキスされたら勘違いしちゃうってば) 「っはぁ。もう、いいでしょ? 早く動いて。たくさん奥、突いて」
/799ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5609人が本棚に入れています
本棚に追加