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「もっと声出せ。俺のこと見て……ぁっ。俺の名前呼べ……っはぁ、マジでヤバ……。……ユリ」 (そんな感じた声だして……そんな顔で名前呼ばないでよ。も……むり) 「あ……レン、んんっ。イク……レン、気持ちいいよ……ああっ、イっちゃう……あぁぁっ、あぁーっ……っん……」  言われた通り小久保の目を見て達した。いつもながらものすごい快感。 「っはぁ、あぁー、ホントたまんねぇ。綺麗だよ、ユリ。マジで。……も、俺もイク……あぁーっ……やべ。ん、イク……っっ……っはっ」  眉を潜め気持ちよさそうに達する小久保の顔をじっと見る。はぁっと息を吐き色気のある気怠げな目で私を見つめる。その表情がたまらなく好きだ。少しして優しい目に戻り、顔を近づけてくる。 「やめて、もう。キスしない。……ねぇ、抜いて」  フッと笑た小久保。 「ホント可愛くねぇ。余韻に浸らせろよ。……っ」  ズルリと中から抜かれる。 「男はそんなのないでしょ? 賢者タイムっていうの? すぐ冷めるくせに」  ベッドで後処理をしている小久保を背に、すぐにシャワーを浴びに行く。 (……気持ちよかった……本当に)
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