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「もったいねぇ。エロくて可愛い声、聞きたかったのに……少ししか聞けなかった」  相変わらず激しく腰を打ちつけニヤッと笑った。 「ね……ちょっと、待ってよ。イったばっかで、キツいんだけど……あぁ、ねぇ……またイっちゃいそうだし」 「ん? 俺、気持ちいいし、腰、止まんねぇんだけど。付き合えよ。何回でもイっていいから」  その言葉の通り、全然スピードを緩めてもくれないし、なんなら奥を重点的に攻めている。 (まって……本当に。今日は……もぅ無理かも) 「あぁぁーっ。あ、……レン。すごい。気持ちいいよ……ん。イク……あぁ、あぁーっ」 「あーっ、すげ。……綺麗だよ。ユリ。……俺もイク……あっ、も……っっ……んっぁ」  見つめながら達すると、小久保もすぐに果てた。深く達し、フワフワとした頭で息を整えていると、チュッとキスされる。 (もう……やめてって言ってるのに。そんな目で見つめるのも、優しくキスするのも)  でも今日は黙っていた。 「どーしたんだよ。ずいぶん大人しいじゃん。まぁ、結構激しくしたからな……悪かった。やりすぎたよ……っ」  小さく笑いながらズルリとそこを抜く。 「別に……大丈夫」 「なに? 怒ってんの?」 「そーかもね」
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