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「素直になれよ。こんな時ぐらい……俺と居る時ぐらい、素直になれって。オマエのこと感じさせてやりたいんだよ。どーしてほしい? 教えろよ。ユリ」  欲情した目をしているくせに、まっすぐ、真面目に訴えかけてくる。 「んー、もー、わかったよ! 下も……触って。気持ちよくして。早く、イきたい。……イかせてほしい。我慢できない。たくさん気持ちよくなりたい。……これでいい? 満足? まだ言う?」  もう、やけくそで思ってることを並べた。 「あー、たまんねぇ。やれば出来んじゃん。勝ち負けとかじゃねぇだろ? そーやって素直に言えよ……ほら、ここだろ? 触って欲しかったの」  クスクス笑い、下の気持ちいいところをようやく触ってくれた。 「あぁ、あーっ。ん……んっ、イク……イ……あぁっ」  さんざん焦らされたせいであっという間に達する。 「……すげ。少ししか触ってねぇのに、もうイッた」  驚いたようにボソッとそんなことを言う小久保。 「アンタのせいでしょ? バカ」 「……泣いてる? 涙目になってるぞ? オマエ」 「アンタが焦らすから! もぅ……悔しぃ……」 「やべぇ、すげぇ可愛い。悔しくて泣いてんの? ……ユリー。イッた後はどーすんだった? レンって呼ぶんだったよな?」
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