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「っ。声……出るよな? 挿れられて気持ちいいだろ? 俺だって声、漏れるんだから。ユリ、イくときしか声ださねぇよな……気持ちーとき全部出せ。わかったか?」 「……や……。そんなのできない」 「これ以上、挿れてやんねぇよ? マジで。ユリ、俺のこと、どー思ってんのかも言わねぇし。……まぁ、今言われても微妙だけどな。こんな最中の言葉なんてそれこそ信用ならねぇし」  尚も焦らしてくる。 「わ、わかったよ。ちゃんと声、出すから。……お願い……もう、本当におかしくなる……レン」 「やっとわかってきたか? 俺の扱い方。……でもそんなに締められてっと中に入れないんだよなぁ。力抜けよ」  クスッと笑い、ユルユルと入り口に近い部分で浅く出し入れされた。 「ん、はぁ……やだ。それ、……気持ちぃ」 「だろ? 俺もいい。……ほら、挿れてやる。っぁ」  やっと中に質量のある硬いものが入ってきた。 「んーっ……あぁ、気持ちいい。あぁ……いいっ。んっ」  ゆっくりと奥まで小久保の大きなそれで満たされた。ようやく欲しかったものがそこに収まり、自然と強く締め付ける。 「あー、やべぇ。ユリの声たまんねぇ。……っは、中すげぇーよ。イきそ?」 「ん。イきそう……。イきたい。早くして」
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