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「私も……小久保には言いません。飛鳥さんには、ごめんなさい。もしかしたら少し話しちゃうかもしれません」
「そんな重い話でもないよ。小久保の子供産むっていう気持ちは変わらないし、できたら結婚する。後悔はしないよ。……逆に今、子供作らない方が後悔するかも。年齢的に間に合わないからね、３人以上だよ？」
正直に言った私にフッと笑い、明るくそう話す。
「本当に３人以上産むの？ それにブッキングしたら認知でいいとか言ってたよね？ あれも本気？ なんでそこまで？」
三井さんが信じられないといった感じで食事を続けながら聞いた。
「小久保は子供たくさんほしいって言ってるし……アイツの計算だと２年ごとに産めばイケるってさ。認知でいいっていうのも本気。まぁブッキングなんて可能性は低いと思うけど……それでも別にいい」
柔らかい表情で、時折小さく笑いながら話す村瀬さん。
「だから！ なんで？ なんでそこまでそう思えるの？ セフレでしょ？ しかも、２年ごとに産むって——」
「好きだから！ ……もー、やめてよ。恥ずかしいなー。セフレだけど、本気なんだよ。アイツの望みを叶えてあげたいってだけ。もし１人で子供育てることになっても、アイツの子だったらいい。私が責任持って育てる」
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