馬少女・ウサギ少女

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「馬、いないね」 「どこにいるのかな?」 「あれは違うかしら?」  サーラが指差す。遠くの方でなにかが動いている。 「行ってみよう」  行ってみると、馬がいた。 「あなた誰?」 「俺は見習い陰陽師のキナリヤ」 「私、ミリエ」 「サーラよ」 「ラミア」 「ミリー」 「私は馬のマロン」 「マロンか。美味しそうな名前だ」 「「「エッチ!」」」 「そういう意味じゃない! マロンは食べ物なんだ」 「ね」 「そう」 「なんだ。てっきり、マロンのおっぱいのことかと思ったよ」  確かに、大きな胸をしている。 「キナリヤ、おっぱい好きなの?」  マロンが聞く。 「私たちのおっぱいで気持ち良くしてあげたの」 「何を?」 「を」 「じゃあ、私も」  マロンがおっぱいで挟む。 「気持ちいい」 「んしょ」 「出る!」 「ああん♡」  マロンのおっぱいに射精する。 「これが精液?」 「気持ち良かった」 「エッチなんだから……」  キナリヤはサマントのところへ戻る。 「まさか、馬とウサギにも好かれるなんて。護符いらずかっ!」  サマントは地団駄を踏んだ。 「サマント、キナリヤは素質があるのかもしれぬ。認めてやれ」 「そうですな。次が最後の妖怪。猫又だ」 「どこにいるんですか?」 「わからん」 「自分で探せと?」 「そうだ」
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