いろいろスッキリ♡

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いろいろスッキリ♡

ぐったりとベッドに沈み込んで、ゴウの腕の中で行為の余韻に浸っていた悠歩は、はたと思い出した 「あああああああああああああああ!仕事中だった!!」 悠歩は慌てて起きあがると、急いでスーツを着て扉に向かったが、ふと思い返してゴウの所に戻ると 「あの・・ありがとうございました。」 さらに、財布から一万円を取り出し 「これホテル代です、じゃあ、俺仕事中なんで行きます」 そういって部屋を出ていった。 一万円を受け取ったゴウは 「まぁ、また会えるだろうからその時に返そう」と言って、悠歩が出て行った扉を見ながら微笑んだ。 慌ててホテルを出てスマホを確認すると、 誠からのLINEや着信がいくつも入っていた。 LINEを開けてみると、 →さっきはゴメン →あの子は、昨日の飲み会で盛り上がって、断れなくて →連絡して と連続でメッセージが入った後 →連絡して →そいつだれ? →あの女は出来心だから →無視すんなよ →悠なにしてるんだよ →連絡まってるんだけど →電話に出ろよ LINEのメッセージを見ながら、「あれ?誠ってどんな顔だったけ?」 誠の顔がかっこいいと思っていた。 好きだと思っていた、でも今は顔がへのへのもへじくらいしか思い出せないし そもそも、昨日の飲み会で盛り上がってこんな時間までってどんだけ絶倫だよ、誠って頭悪かったんだな。 てか、俺もなにをしてたんだろう。 俺が年上だから、誠がノンケなのに付き合ってくれてるとか、どんだけ俺って卑屈なんだよ。 誠にとって俺って、単にナマで中だし出来るセフレってことじゃん。 そんなことに気づいて力がぬけているとスマホに呼び出しがあった。 会社からかだと思って画面を見てみると、そこには誠の名前が表示されていた。 「はっきりさせよう」そう言葉に出してから通話ボタンを押す。
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