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俺と長野の会話は緊張感など微塵もなく、まるでハイキングにでも来たかのようだった。 長野が小さくうなずき、ブロックに取り付いた。 そして登りはじめた。 俺はそれをぼうと見ていた。 長野は上まで登り、そこから中を覗き込んだ。
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